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【大学職員はやめとけ?】そう言われる理由を元大学職員が解説

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「大学職員はやめとけ」

どこかでこの言葉を見たことがある人も多いと思います。

元大学職員の僕も見たことはあるのですが、そう言われる理由と、それでも大学職員はおすすめの職である理由を解説します。

大学職員やめとけの解説の前に、そもそも「〇〇 やめとけ」という言葉は、あらゆる職種で存在しています。

「IT やめとけ」「金融 やめとけ」「看護師 やめとけ」などというように、すべての業界でこの「やめとけ」ワードは存在します。

どんな業界にも良い面・悪い面、ホワイトな会社・ブラックな会社が存在することを認識することが大切です。

前提を踏まえたうえで、大学職員としてはたらいている僕が思う、「大学職員 やめとけ」と言われる理由を解説します。

結論としては、「大学職員はおすすめの仕事である」が、「定員割れ大学の大学職員はやめとけ」です。

大学職員がやめとけと言われる理由

少子化で斜陽産業だから

まず、少子化が進み、大学は斜陽産業となっています。学生数が減少する中、大学の需要も減少しており、求人数も減っています。

そのため、大学の職員としての将来性が不安視されるのです。

向上心がない人が多く、人間関係に苦労するから

大学職員の中には向上心のない人が多く、自己成長やスキルアップに積極的でない人も存在します。

そのため、人材の質や働く環境が悪くなり、人間関係に苦労するケースも多いです。

人員削減され、仕事は増えていくから

大学の人員削減が進んでおり、残業が増えるという問題もあります。

特に私立大学の場合、経営が厳しくなっており、教員や職員の数を削減することで収支のバランスを取っていることも少なくありません。

そのため、一人で大量の仕事をこなす必要があり、仕事の負担が増えることが多いです。

転職のためのスキルが身につかないから

さらに、大学職員としての転職には自身のスキルやキャリアの問題もあります。

大学職員は教育や研究に特化した職種であり、民間企業で求められるスキルや経験を身につけることが難しい場合があります。

そのため、転職先としての選択肢が限られるという問題もあります。

成果を上げても何の意味もないから

大学職員の仕事は個人の成果がなんの意味も成さないとされることもあります。

大学の業績や評価は個人の力量ではなく、大学全体の取り組みや状況によって左右されることが多いため、自身の意欲や努力が反映されにくいのです。

しかし、これらの理由を差し引いても、大学職員として働くのはおすすめします。

転職先としての大学職員のメリット

温和な人が多い

大学の職員は向上心がない人もいるのは事実ですが、基本的に温和な人が多いです。

困ったら協力して対応しましょうという風潮があります。

過度な競争やノルマなどは発生しにくい職場です。体育会系のような部署もまずないです。

僕自身、大人しい性格(コミュ障)なので、温和な空気感は気に入っています。

クビになることはまずない

能力や成果で厳しく評価されることがないため、大学職員は仕事ができなくてもクビになることはほぼありません。

もちろん、お金の着服などの不正をした場合はクビになるケースもありますが、その点は企業でも同じだと思います。

また転職に有利なスキルが身に付きづらいと言われますが、30歳を過ぎて普通に企業に転職していく方は何人もいます。

広報部署で経験を積んで企業の広報に転職したり、会計部署で知識を身に着け経理として転職したりするなど、結局はその人しだいで転職も可能です。

なんだかんだで安定

少子化で斜陽産業と言われていますが、有名大学をはじめ多くの大学では引き続き安定した職場といえます。

定員割れを起こしていたり、小規模大学は避けるべきですが、基本的にはワークライフバランスもとりやすいためおすすめの仕事です。

朝礼や社訓読み上げ、1分間スピーチなどがない

会社員時代、僕は朝礼や社訓読み上げがありましたが、多くの大学ではそういった慣習はないです。

僕は無意味な朝礼が大嫌いでしたので、朝、スムーズに自分の業務に入れるのは大学の良い慣習だと思っています。

大規模な飲み会は少ない

会社員時代の僕は、多いときは月に4~5回の大規模な飲み会がありました。

僕は少人数でこじんまりとやる飲み会は好きなのですが、好きでもない人や上司が参加する大規模な飲み会は苦手でした。

大学の職場では、このような大規模な飲み会は年数回程度だったのですが、コロナもあり、大規模飲み会文化はほぼ消滅しました。

もちろん、気の合う人だけの小規模飲み会はいたるところで行われています

大規模飲み会が苦手な僕にとっては、飲み会が少ない大学の職場文化は気に入っていました。

これらのほかにも、書ききれないくらいの良い面があるので、また別の記事でも書こうと思います。

大学職員はやっぱりおすすめ

大学職員がやめとけと言われる理由は数々ありますが、それを上回る良い面がいっぱいあるので、僕はやっぱり大学職員はおすすめの仕事だと思います

もちろん時期は部署によっては残業もありますが、ブラック企業で心身を削って働いていた僕からしたら大したことはないです。

実際に中の残業の様子や雰囲気を知りたい場合は、転職サイトの口コミを見てみるのをおすすめします。

また、客観的な意見がほしい場合は転職エージェントを活用するのも1つの手です。

注意点として、転職エージェントの言うことを盲信するのではなく、情報を得て利用する、くらいのスタンスの方がよいです。(言い方が悪くて恐縮ですが)

転職エージェントはアドバイスをくれても、あなたの人生の責任まで取ってくれるわけではないですからね。

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