大学職員に転職しようとしている方で、「短期離職の職歴」がある方もいらっしゃるかと思います。
一般的に良くないと言われる短期離職持ちは、大学職員への転職に影響するのでしょうか?
結論から言うと、短期離職持ちでも大学職員には採用されます。
なぜなら、僕自身1年未満の短期離職をしていましたが、普通に採用されたからです。
また、僕の他にも職場には短期間の職歴を持つ人、ブラック企業から転職してきた人などがたくさんいらっしゃいます。
短期離職が関係ない理由
大学職員の仕事は実に多岐に渡ります。
ITインフラ、財務、人事、学生支援、共同研究支援…
多くの部署があるからこそ、多様な経歴を持った人たちも多く働いています。
そのため、短期間だとしても大学以外で何かしらの知見や視点を持ったことのある人は、大学側からすると貴重な人材なのです。
例えば、金融機関にいた人であれば、大学の資産運用戦略に関わってほしい存在です。
IT業界にいた人であれば、たとえその道の知識が十分でなくとも、普通の人よりPC操作に長けているなどするだけで十分なアドバンテージがあります。
メンタル不調の経験がプラスになることも
過去にメンタル不調て休職した経験などは、一般的に転職ではマイナス要素と思われがちです。
しかし、一概にそうとも言い切れません。考え方次第ではその経験すらもプラスになります。
例えば、大学職員では「学生支援」という重要な仕事があります。
なかには、メンタル不調になってしまったり、不登校になってしまう学生もおり、話を聞く場面も起こり得ます。
そんなとき、あなたにメンタル不調の経験があったとしたら、より深く、親身に耳を傾けることができるのではないでしょうか?
また、学生もメンタル不調の経験がある人には、自らの事を話しやすいケースもあるかもしれません。
このように、大学職員では、多種多様な経験を活かす場面がたくさんあります。
そのため、短期離職やメンタル不調なども、そこまで気にすることではないです。
それでも不安な時は
転職を考える時には誰でも少なからず不安になりますが、そんな時は相談できる相手がいると少し気が楽になります。
相談相手として、転職エージェントを活用するのも1つの手です。
僕自身も転職エージェントに相談していた時期がありました。
転職エージェントは自己分析や面接相談する際にも心強い味方となってくれます。
「大学職員に興味はあるけど、自分は大学職員に向いているのか?」
業界の向き不向きに対しても、客観的な意見をもらえます。
もしかしたら、大学職員以上の適職がある職業もあるかもしれません。
「なんとなくホワイトそうだから大学職員」を志望しているケースもよく聞きますが、大学職員は万人にとってホワイトかというと、そうとは思いません。
実際に働いていた僕自身の意見ですが、数は少ないとはいえ、入職して短期で離職していく若手もいますし、30代、40代で転職していく方もやっぱりいます。
つまり、仕事が合うか合わないかは自分にしかわからないのです。
実は僕自身、大学職員を考えつつ、IT系業界などの第二、第三の選択肢を考えながら転職活動をしていました。
大学職員は倍率が低いわけではありません。そのため、万一なれなかった場合のリスクヘッジをしながら目指すのをおすすめします。
大学職員を第一志望としつつ、客観的な意見をもらいながら第二、第三の選択肢を増やしていく、というような、リスクヘッジをとった転職活動をおすすめします。
客観的な意見をもらえる転職エージェントを賢く活用しましょう。